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新生銀と大和エナジー、再エネ向けファイナンスで400億円

2020/11/02 19:57
工藤宗介=技術ライター
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大和証券グループが手掛けた北海道のメガソーラー
(出所:大和PIパートナーズ)
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 新生銀行と大和エナジー・インフラ(東京都千代田区)は、新生信託銀行を通じて、再生可能エネルギー発電事業向けプロジェクトファイナンスにおけるメザニンファイナンスを、10月28日から提供を開始した。

 シニアローンやエクイティ以外の多様なファイナンス手段を再エネ発電事業者に提供し、環境にやさしい発電事業を促進することを目的とする。プロジェクトコストの大型化に伴う事業者のエクイティ資金負担の軽減、レバレッジの活用によるエクイティ資本効率の改善に対応する。

 両社は今後、金融信託を始めとする共同投資スキームによるメザニンファイナンスを、総額400億円をめどに共同で積み上げていく。投融資残高に一定のめどが付いた後、これらの金銭債権・出資持分などを組み入れたファンド組成を行い、ESG/SDGsに取り組む機関投資家に再エネ発電事業向けの新たな投資機会の提供を目指す。

 また、現在の投融資案件はメガソーラー(大規模太陽光発電所)や陸上風力発電が中心だが、将来的には急速な市場拡大が期待される洋上風力発電に対する投融資の実行についても目指していく。

 新生銀行グループは、中期経営戦略の機関投資家ビジネスにおいて、再エネを含むオルタナティブ投資に対するファイナンスを注力分野と定めている。また、大和エナジー・インフラは、大和証券グループの投資機能を担い、メガソーラーなどへの投融資を進めている。

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