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100MWのメガソーラーに300MWhの蓄電池を後付け、夜間に送電

2020/11/04 17:50
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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マスタングの出力100MWのメガソーラー
(出所:Recurrent Energy)
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 太陽光パネル大手のカナディアン・ソーラーは、米国カリフォルニア州のマスタング太陽光発電プロジェクト向けに、出力75MW・容量300MWhのリチウムイオン蓄電池システムを供給すると発表した。

 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの再生可能エネルギー発電部門の一部であるゴールドマン・サックス・リニューアブル・パワーと、米国カリフォルニア州に立地する出力100MWのマスタング太陽光発電所向けに、この蓄電池システムの供給と長期サービス契約を締結した。

 ゴールドマン・サックス・リニューアブル・パワーは、米国の27州・800カ所以上の太陽光発電プロジェクトのスポンサーで、合計出力1.8GW以上の再エネ発電所を保有している。

 100MWのメガソーラーは、カナディアン・ソーラーの子会社である米リカレント・エナジー(Recurrent Energy)が開発した。2016年8月に売電を開始しており、2019年5月にゴールドマン・サックス側が買収した。蓄電池システムは、このメガソーラーに追加して併設する。

 カナディアン・ソーラーは今回、リン酸鉄リチウムイオンタイプの蓄電池システムのパッケージに加え、今後のO&M(運用・保守)、蓄電池の増強など、包括的なサービスを提供する。

 蓄電池システムの容量と性能を完全に保証し、出力、信頼性、安全性を確保するとしている。蓄電池システムの設置は2021年初に開始し、同年後半までに稼働を開始する予定である。

 太陽光発電と蓄電池システムを組み合わせ、太陽光発電電力を貯めて夜間に使用する。これにより、カリフォルニア州の電力系統の信頼性を向上し、かつ、安全で安価な太陽光発電電力をより多く活用することに寄与するとしている。

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