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アサヒグループ、国内飲料業界で初の「RE100」参画

2020/11/06 18:07
工藤宗介=技術ライター
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茨城工場に導入したバイオメタンガスを利用した燃料電池
(出所:アサヒグループホールディングス)
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 アサヒグループホールディングスは10月29日、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際イニシアティブ「RE100」に参画したと発表した。2050年までに使用電力の「再エネ100%」の実現を目指す。国内飲料業界では初のRE100参画となるという。

 アサヒグループでは、「アサヒグループ環境ビジョン2050」において、CO2排出量削減の中長期目標を設定し、「2050年までにCO2排出量ゼロ」を目指している。「CO2排出ゼロ」達成に向けて、グリーン電力証書の購入や製造工程の改善による省エネ、再生可能エネルギーの活用などを推進する。

 国内では、2009年から風力およびバイオマス発電によるグリーン電力証書に関する契約を日本自然エネルギー(東京都品川区)と締結。現在、全工場で製造する「アサヒスーパードライ」缶350ml、缶500mlの全数、ノンアルコールビールテイスト飲料「アサヒドライゼロ」缶350ml、ギフトセットのビール類の製造にグリーン電力証書による環境価値を割り当てている。

 また、アサヒグループ本社ビルで使用する全ての電力にグリーン電力証書を当てている。このほかにも、アサヒビール茨城工場では、ビール工場排水由来のバイオメタンガスを利用した燃料電池による発電の実証実験を行っている。

 海外事業会社についても、再エネ導入を積極的に推進している。欧州では、2021年までにポーランド3工場おいて使用するエネルギーを「100%再エネ」とし、2025年までに工場におけるCO2排出量を再エネ導入により2015年比50%以上削減することを目指している。

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