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湯沢市に15MWの地熱、東北電グループが建設へ

2020/11/20 10:31
工藤宗介=技術ライター
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噴気試験の様子
(出所:東北自然エネルギー)
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 東北電力グループの東北自然エネルギー(仙台市)は11月17日、秋田県湯沢市に出力14.9MWの「木地山地熱発電所(仮称)」を建設すると発表した。今後、環境影響評価の手続きを経て、2025年の着工、2029年の営業運転開始を目指す。

 栗駒国定公園の第2種特別地域内に位置する。2010年7月から地熱資源開発調査を進めて資源量を評価した。そこで得られたデータを解析・評価した結果、長期に渡って利用可能な豊富な地熱資源を確認できたことから、事業性が見込めると判断した。

 東北自然エネルギーが開発する地熱発電所としては、日本で最初の商用地熱発電所である「松川地熱発電所」(岩手県八幡平市)に次いで2カ所目となる。東北電力グループ全体の地熱発電所としては6カ所目。

 東北自然エネルギーは、東北電力グループにおける再生可能エネルギー発電事業の中核企業として、水力、地熱、風力、太陽光の4事業会社を統合して2015年7月に設立された。現在、東北6県および新潟県に25カ所、約15万kWの発電設備を保有する。

 東北電力グループでは、風力発電を軸に再エネ全般について東北6県および新潟県を中心に200万kWの開発を目指している。できるだけ早期の目標達成に向け、再エネ開発に取り組んでいくとしている。

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