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岩手県軽米町に36MWのメガソーラー、新生銀行などが融資

2020/12/02 15:20
工藤宗介=技術ライター
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「SSJ軽米・西山太陽光発電所」
(出所:スカイ・ソーラー・ジャパン)
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 新生銀行は11月5日、スカイ・ソーラー・ジャパン(Sky Solar Japan、東京都港区)が設立したSSJメガソーラー69合同会社(岩手県軽米町)を事業者とするメガソーラー(大規模太陽光発電所)に対してプロジェクトファイナンスを組成したと発表した。

 「SSJ軽米高家太陽光発電所」の建設資金を資金使途としたファイナンスで、10月30日付で「新生グリーンローン」として金銭消費貸借契約を締結した。秋田銀行、岩手銀行、東北銀行、みちのく銀行、大和エナジー・インフラとの協調融資となる。

 新生グリーンローンは、明確な環境改善効果が認められる事業に資金使途を限定したローンであり、同行が5月に策定した「新生グリーンファイナンス・フレームワーク」に適合する。同フレームワークは、関連原則と整合的であること、社内実施体制が堅固であることについて、日本格付研究所(JCR)から第三者意見を取得している。

 SSJ軽米高家太陽光発電所は、出力36.4MWのメガソーラーで年間発電量を4万442MWhと見込み、CO2削減効果は年間2万1353tとなる。固定価格買取制度(FIT)の買取価格は32円/kWh。

 太陽光パネルは中国JAソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)はドイツのSMAソーラーテクノロジー製を採用する。EPC(設計・調達・施工)サービスはJFEプラントエンジが担当する。2022年11月末に完工、2022年12月末に売電を開始する予定。

 スカイ・ソーラー・ジャパンはすでに2016年8月に軽米町の山間部に、出力約2MWのメガソーラー「SSJ軽米・西山太陽光発電所」を建設して売電を開始している。こちらは、日本コムシスがEPCを担当し、太陽光パネルはスカイ・ソーラー・ジャパン製、PCSは東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。(関連記事:農山漁村再エネ法で開発が相次ぐ岩手・軽米町のメガソーラー

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