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横河電機、再エネアセット管理ソフトで米社と再販契約

2020/12/09 13:38
工藤宗介=技術ライター
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プラットフォーム「Drive」のイメージ
(出所:横河電機)
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 横河電機は12月2日、再生可能エネルギー設備のアセットマネジメント(資産管理)向けソフトを開発・提供する米パワーファクターズ(Power Factors)との間でグローバル再販契約を締結したと発表した。

 同米社は、アセットパフォーマンス(資産が生み出す運営実績)を管理するソフトウエアプラットフォーム「Drive」を提供している。提携に基づき、横河電機は「Drive」プラットフォームを販売する。特に再エネ市場の成長が期待されるアジア太平洋地域に注力するほか、南米、中東、アフリカ地域でも営業活動を行う計画。なお、独占契約ではなく、パワーファクターズ自身も北米を中心に直接販売を継続する。

 「Drive」は、太陽光・風力発電および蓄電池のアセット向けに設計されたクラウドプラットフォーム。均等化発電コスト(LCOE)の最適化と、大規模で多様な再エネのアセット群を統合し管理するツールを提供する。老朽化が進む制御技術や異なるシステム群への対応、データ品質管理、アセットパフォーマンス、法令などのコンプライアンスといった課題解決に役立つとしている。

 日本国内における実績としては、グリーンパワーインベストメント(GPI、東京都港区)のグループ会社グリーンパワーつがる合同会社(青森県つがる市)が建設し、4月に稼働した総出力121.6MWの風力発電所「ウィンドファームつがる」に導入されている。

 横河電機の再エネ向けサービスでは、ネットワークにつながった設備や制御用プラットフォーム、システム設計などのほか、蓄電池の最適化のためのツールが含まれる。パワーファクターズのプラットフォームと組み合わせることで、標準化されたハードウエアのインフラとソフトウエアのインタフェースを提供し、再エネ設備をより効率的に管理・分析できるという。

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