市原市のバイオマス発電所が稼働、東南アジアから木質ペレット

2020/12/21 20:29
工藤宗介=技術ライター
バイオマス発電所の外観
(出所:伊藤忠商事、大阪ガス、三井E&Sエンジニアリング、市原バイオマス発電)
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 伊藤忠商事、大阪ガス、三井E&Sエンジニアリング(東京都中央区)が共同出資する市原バイオマス発電(千葉県市原市)は、出力49.9MWのバイオマス専焼発電所を建設し、12月17日に商業運転を開始した。

 千葉県市原市の三井E&Sホールディングス千葉事業所内に位置する。年間発電量は、一般家庭約12万世帯分に相当する約3.5億kWhを見込む。発電した電力は東京電力パワーグリッドに全量売電する。固定価格買取制度(FIT)による売電単価は24円/kWh。

 施工は三井E&Sエンジニアリング、運転・保守は三井E&Sエンジニアリングのグループ会社であるデンマークBurmeister & Wain Scandinavian Contractor(BWSC)。燃料供給は伊藤忠商事が担当し、木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を東南アジアから調達する。

 市原バイオマス発電は、伊藤忠商事が39%、大阪ガスが39%、三井E&Sエンジニアリング(当時は三井造船)が22%を出資し、2017年7月に設立した。建設にあたり、日本政策投資銀行(DBJ)と千葉銀行などがプロジェクトファイナンスを組成し、約178億円を融資した。