AOIグループ、福井県内企業で初の「再エネ100宣言」加盟

2020/12/22 22:42
工藤宗介=技術ライター
生振ハイブリッド発電所
(出所:AOIエネルギーソリューション)
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 AOIホールディングス(福井市)は12月14日、福井県内企業では初めて、使用電力を再生可能エネルギー100%で賄うことを目指すイニシアティブ「再エネ100宣言 RE Action(アールイー・アクション)」に加盟したと発表した。関連会社9社全体のAOIグループとしての加盟となる。

 AOIグループは、固定価格買取制度(FIT)発電所として太陽光18カ所、太陽光と小型風力のハイブリッド発電所1カ所を自社所有する(12月時点の稼働済みのみ)。合計出力は約15MW。また、滋賀県高島市の食品スーパー・ホームセンター複合店舗で出力685.44kWの第三者所有型太陽光発電設備を2021年2月に稼働する予定。

 今回の再エネ100宣言 RE Action加盟では、2050年にAOIグループ全体での使用電力の100%(年間240万kWh)を再エネに転換することを目標とする、また、中間目標として2030年に40%(年間96万kWh)、2040年に80%(年間192万kWh)を目指す。

 当初はオンサイト太陽光発電による自家消費のほか、電力会社のRE100メニューなど実質再エネ100%電気の利用を進める。2022年には、オフサイト非FIT太陽光発電所を自己託送で利用したり、オンサイトPPAの環境価値を利用する計画。また、自社所有発電所をFIT期間満了後に自家消費へ転用することも検討する。

 「再エネ100宣言RE Action」は、自治体や教育機関、医療機関、中小規模の国内企業などを対象とした日本独自のイニシアティブ。国際イニシアティブ「RE100」は、参加対象が「年間消費電力量が50GWh以上の企業(2020年9月に変更)」に限定されることから、趣旨に賛同しながらも参加できない企業・団体向けに2019年10月に発足した。