ニュース

川重の西神工場、第三者所有型太陽光を導入、東京センチュリーと京セラ

2020/12/22 22:54
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
川崎重工の西神工場。赤枠が太陽光発電設備の新設箇所
(出所:東京センチュリー、KCCS)
クリックすると拡大した画像が開きます

 東京センチュリーと京セラコミュニケーションシステム(KCCS、京都市)は12月17日、川崎重工業と「産業用自家発電サポートサービス」契約を締結したと発表した。顧客は初期投資ゼロで太陽光発電を導入できる第三者所有型(TPO‐PPA)のサービスとなる。

 契約に基づき、神戸市にある川崎重工・西神工場の屋根上に東京センチュリーが太陽光発電設備を設置し、KCCSがO&M(運営・保守)サービスを提供する。太陽光パネルは京セラ製で出力は728kW。2021年1月から電力供給を開始する。川崎重工は、発電量に応じて利用料を支払うことで、事業プロセスにおけるCO2排出を削減できる。

 停電時・災害時に事業を継続するのに最低限必要となる電力を確保できる自立運転機能を備える。環境省が実施する支援事業(サプライチェーン改革・生産拠点の国内投資も踏まえた脱炭素社会への転換支援事業)に採択された。この事業は、停電時にも必要な電力を供給できる機能を持つ自家消費型太陽光発電設備などの導入を対象とする。

 川崎重工では「Kawasaki地球環境ビジョン2050」を策定し、2050年のCO2排出量ゼロを目指している。これまでに固定価格買取制度(FIT)と自家消費を合わせて12工場・事業所で合計4.178MWの太陽光発電設備を導入している。

  • 記事ランキング