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自家消費太陽光の提案書作成ツール、余剰売電・PPA向けを追加

2020/12/25 18:53
工藤宗介=技術ライター
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余剰売電を含む提案書例
(出所:エナジー・ソリューションズ)
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PPA提案書例
(出所:エナジー・ソリューションズ)
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PPA提案書例
(出所:エナジー・ソリューションズ)
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 エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区)は、産業用太陽光発電の提案支援サービス「ソーラーマスター」において、自家消費型システムを設置する際の余剰売電・PPA(電力販売契約)向け提案書が作成できる機能を追加し、12月17日から提供を開始した。

 ソーラーマスターは、EPC(設計・調達・施工)サービス事業者向けに、国内外ほとんどの太陽光パネル・パワーコンディショナー(PCS)メーカーに対応した発電シミュレーションなどを提供するサービスで、2011年1月から提供している。2018年9月からは自家消費型向け提案書の作成機能を追加している。

 2020年度から10kW以上50kW未満の太陽光発電は、固定価格買取制度(FIT)の変更により全量売電から、自家消費を前提とした余剰売電となった。また、国内外大手企業のRE100加盟が拡大し、第三者所有型モデルによる自家消費型太陽光を設置する企業が増加していることから、今回新たな提案書を追加した。

 余剰売電を含む提案書では、太陽光発電シミュレーションによる供給電力量について、自家消費と売電の割合を設定し、購入電力量の削減分と売電分による電気料金削減額を計算する。また、初期費用とランニングコストを含めた設備効果、自家消費分のCO2排出削減量や環境価値を提示する。

 PPA向け提案書では、太陽光発電シミュレーションによる供給電力量と自家消費単価・契約期間を設定し、電気料金削減やCO2削減量を提案できる。逆潮流量算出シミュレーションを利用した実質消費電力量の計算、余剰売電と組み合わせた提案に対応する。また、設置概算費用から収益予想・投資効果を試算できるという。

 提供価格は従来からの据え置きで、初期登録費用が2万円、月額ライセンス費用が2ライセンス3万円。現行契約の顧客はそのまま追加提案書を利用できる。エナジー・ソリューションズでは、3年後に300社の顧客獲得を目指している。

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