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東ガスが英社に出資、「再エネ100%」メニューに強み

2020/12/25 21:45
工藤宗介=技術ライター
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オクトパスエナジーのホームページ
(出所:オクトパスエナジー)
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 東京ガスは12月23日、英国の電力事業者であるオクトパスエナジー(Octopus Energy)との間で戦略的提携に合意したと発表した。両社は国内で合弁会社を設立するほか、東京ガスはオクトパスエナジーに出資する。

 オクトパスエナジーは、デジタル技術や電気小売事業に関する知見を持ち、デジタル技術(統合ITプラットフォーム)を用いて、「再生可能エネルギー100%」など顧客ごとに最適化したメニューを安価に提供している。2020年11月末時点で180万件超の顧客を獲得し、英国以外にもオーストラリア、ドイツ、米国へと事業エリアを拡大するなど急成長を遂げている。

 今回の提携では、合弁会社「TGオクトパスエナジー」を設立する。国内の顧客の幅広いニーズに合わせた、再エネを含む柔軟かつ分かりやすい電気料金サービスメニューを全国で提供するという。東京ガスは10億円を出資し、出資比率は東京ガスが70%、オクトパスエナジーが30%になる。2021年2月に設立、同年秋に事業を開始する予定。2030年に数百万件の顧客獲得を目指す。

 また、東京ガスは、英国に欧州のエネルギー関連事業への出資を目的とした現地企業「東京ガスユナイテッドキングダム」を設立し、新会社を通じてオクトパスエナジーへ出資する。オクトパスエナジーへの出資額は約200億円、出資比率は10%程度になる見込み。新会社の設立は2021年1月の予定。

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