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東邦ガスが水素ステーション、グリーン電力証書で相殺

2020/12/26 06:24
工藤宗介=技術ライター
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開所式の様子
(出所:東邦ガス)
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豊田豊栄水素ステーション
(出所:東邦ガス)
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 東邦ガスは、日本水素ステーションネットワーク合同会社(東京都千代田区)との共同事業として、愛知県豊田市に「豊田豊栄水素ステーション」を整備し、12月24日に開所した。グリーン電力証書を併用することで都市ガス由来ながら、「CO2フリー」とした。

 都市ガスから水素を製造するオンサイト型の水素ステーション。供給能力は300m3/h(約30kg/h)、充填圧力は82MPa(約820気圧)で、燃料電池車1台あたり3分程度で充填できる。燃料電池バスへの充填にも対応する。水素製造装置は三菱化工機製を採用した。

 水素製造時に排出される温室効果ガスを地域の再生可能エネルギー由来のグリーン電力証書および中部産Jクレジットで相殺した。グリーン電力証書は、豊田市藤岡南中学校に設置された太陽光発電由来のものになる。

 東邦ガスにとって5カ所目の水素ステーションとなる。経済産業省の「燃料電池自動車の普及促進に向けた水素ステーション整備事業費補助金」および愛知県の「愛知県水素ステーション整備費補助金」を受けた。

 水素の供給は、当初はエネルギーの地産地消を推進する豊田市の公用車から開始し、順次拡大していく予定。

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