ニュース

エンビプロ、2030年「再エネ100%」、当初目標から20年前倒し

2020/12/28 18:15
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ

 エンビプロ・ホールディングス(エンビプロHD)は12月24日、2030年までに事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指すと発表した。

 同社は、同日、2050年までのカーボンニュートラル実現を宣言した。2016年のパリ協定の発効や、その後の世界的な脱炭素化の進行を受けて、同社グループで取り扱うスクラップや廃棄物の処理およびリサイクルを含む、すべての事業から排出される温室効果ガス実質ゼロを目指す。

 エンビプロHDは、2018年7月にリサイクル業界としては初めてRE100に加盟し、2050年までに事業活動で消費する電力を100%再エネで賄うことを目標としていた。今回、2050年カーボンニュートラル宣言に合わせて、RE100の目標年度を20年前倒して2030年に再設定した。

 各工場・事業所での再エネ導入を進めており、2019年度の使用電力に占める再エネ比率は17.8%と、2018年度の2.9%から大幅に拡大した。今後、エネルギー使用の効率化・脱炭素化とともに、情報開示などの取り組みを進め、事業を通じて脱炭素を実現していく。

 同社グループは、サプライチェーンの最後に位置する資源循環事業を担うことから、資源問題と気候変動問題の両方に事業を通じて取り組める。資源問題と気候変動問題は相互に密接に関連する地球規模の社会課題であり、同社グループが果たすべき社会的責任と考えているという。

2030年までに「再エネ100%」を目指す
(出所:エンビプロ・ホールディングス)
クリックすると拡大した画像が開きます
  • 記事ランキング