ロボット除草機向け自立電源システム、太陽光と蓄電池で

2020/12/28 20:54
工藤宗介=技術ライター
ハスクバーナ・ゼノアが販売するロボット芝刈機「オートモア」
(出所:日経BP)
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自立電源システム「オートモア ソーラーセットLi」の製品構成例
(販売内容によりセットの製品が異なる)(出所:ネクストエナジー・アンド・リソース)
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 ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は12月16日、ハスクバーナ・ゼノア(埼玉県川越市)とパートナー協定を締結したと発表した。協定に伴い、ハスクバーナ・ゼノアが販売するロボット芝刈機「オートモア」向けに、太陽光パネルとリチウムイオン蓄電池で構成される自立電源システムを供給する。

 オートモアは、太陽光発電所や、果樹園などの農地、工場敷地内の緑地などを自動で除草できるロボット芝刈機。ネクストエナジーの自立電源システムを用いることで、電力が供給されていないエリアや電源供給に課題の多い場所でもオートモアを運用できるようになる。

 オートモアを24時間稼働させるためのセット例として、出力6409Wの太陽光パネルと容量921Whのリチウムイオン蓄電池を組み合わせた「オートモア ソーラーセットLi」、容量1260Whのディープサイクル密閉型鉛蓄電池を組み合わせた「オートモア ソーラーセットNa」などを揃える。

 パネル設置用にセットされた単管パイプ、コントローラーとインバーターが設置された状態の蓄電池倉庫(キャビネットに変更可能)が届くため、日曜大工感覚で簡単に設置できる。販売会社経由でオートモアとセット販売する。

 ネクストエナジーは、太陽光発電システム販売サイト「オフグリッドソーラー」において、ソーラー街灯や離れの電源、キャンピングカーや船舶における停車(停泊)時の充電など、商用電源を引くことが難しい場所向けに自立電源システムを販売している。これらの自立電源システムの技術をオートモアの電源装置に活用した(関連記事:太陽光発電所も「ルンバ」のような除草でサッパリ!自律ロボットを活用)(関連記事:「砕石」「段差のある場所」でもロボット除草機が活躍、「ヘビが減った」広島・大朝の太陽光)。