ニュース

太陽光第7回入札、上限価格11.50円、落札は83件・69MWに大幅減

2020/12/31 00:48
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
印刷用ページ

 一般社団法人・低炭素投資促進機構は12月25日、太陽光発電(250kW以上の高圧・特別高圧連系案件)を対象にした、固定価格買取制度(FIT)による第7回入札(令和2年度下期)の結果を公表した。非公表だった上限価格は、前回の12.00円/kWhから0.50円下げ、11.50円/kWhだった。

 落札されたのは83件・約69.4MWで、最低落札価格は10.48円/kWh、最高落札価格は上限価格と同額の11.50円/kWh、加重平均落札価格は11.20円/kWhだった。最低価格は前回の10.00円/kWhから0.48円上がったものの、加重平均落札価格は前回の11.48円/kWhから0.28円下がった。

 今回の入札での募集容量(入札量)は前回と同様750MWだったが、札を入れたのは92件の合計出力78.653MWで、大幅に募集容量を下回った。その結果、落札されたのは、非公開の上限価格(11.50円/kWh)を下回った83件・合計出力69.4005MWとなった。

 前回(今年度上期)に比べて、最低落札価格が上昇するなど、価格低下の流れが停滞しているものの、上限価格を引き下げたことで、前回落札できた11.50円超の案件が不落となり、その効果から加重平均落札価格が低下したことが伺える。

 前回の入札では、254件・合計出力約368MWの落札があり、前々回の27件・合計出力約40MWと比べて、10倍近く増えた。今回の落札案件は83件・合計出力69.4005MWとなり、前回に比べて件数で約3分の1、容量では約5分の1に急減した。

落札者が決まるイメージ
(出所:経産省)
クリックすると拡大した画像が開きます
  • 記事ランキング