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「太陽光+蓄電池」で完全オフグリッド、協和エクシオが郡山に施工

2021/01/08 13:47
工藤宗介=技術ライター
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生長の家 福島県教化部会館
(出所:協和エクシオ)
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完全オフグリッドを実現した蓄電池システム
(出所:協和エクシオ)
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 協和エクシオは、福島県郡山市にある、宗教法人・生長の家の集会所施設「生長の家 福島県教化部会館」の新築工事において、太陽光発電と蓄電池システムを利用した「完全オフグリッドシステム」を施工した。2020年12月4日に発表した。

 屋根上に出力40kWの自家消費型太陽光発電施設を設置し、余剰電力を容量684kWhのリチウムイオン蓄電池に貯めることで、電力会社の系統網から完全に独立した「電力の自給自足」を実現したという。太陽光パネルは国内メーカー製を採用した。

 このほかにも、木材は地元の郡山産を用い、建物は自然換気と昼光が生かせるデザインとするなど、さまざまな環境配慮の設計を取り入れたという。木造平屋建てで、105mm幅の流通材を用いた立体トラス構造を採用し、外張り断熱システムやLow-Eペアガラスなどを採用した。ZEB認証は取得していない。建築面積は710m2、延床面積は600m2。

 地元産材を用いることで木材の移動距離が短くなることでCO2排出量を削減できるなど、ライフサイクルCO2にも配慮したという。

 建設工事は、地元の建設業者である八光建設が担当した。これまでも八光建設は、地質調査や水源開発などを手掛ける新協地水(福島県郡山市)の本社・再生可能エネルギー研究開発施設の建設などを手掛けている。

 新協地水の本社・再エネ研究開発施設では、屋根上に出力27.45kWの太陽光パネル、容量9.9kWhの蓄電池3基を備えるほか、省エネ技術として地中熱源対応水冷式ビルマルチシステムを導入した。

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