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2021年度・太陽光入札は「4回」、募集容量は1回当たり208MW

上限価格を「階段状に低下」、初回は11円か?、

2021/01/13 22:06
金子憲治=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 経済産業省は2月12日、調達価格等算定委員会を開き、固定価格買取制度(FIT)に基づく来年度の入札制度などに関し、事務局(経産省)案を公表した。太陽光の入札はこれまで年2回だったが4回に増やし、1回の募集容量は208MWを基準にするとした。

 太陽光の入札制度に関しては、これまでの議論で、価格の予見性を高め、参加機会を増やす効果から、「入札1回当たりの募集容量を減らして募集回数を増やすと同時に、上限価格を公表する」という方向性が賛同を得ていた。ただ、回数を増やす場合、事務上の負担が増えることから、どの程度の回数が妥当なのか、検討することになっていた。

 12日の会合で、事務局から「事務負担との兼ね合いから、年4回が妥当ではないか」、 また、1回当たりの募集容量については、「2019~2020年度入札において、年平均で831MWの事業計画が提出されており、入札実施回数は4回であることを踏まえ、2021年度初回入札の募集容量は208MWとしてはどうか」、「非落札となった容量の40%を前回入札の募集容量に加えた量を、次回入札の募集容量としてはどうか」との提案があり、委員から賛同を得た。また、入札4回の各上限価格については、「2021年度と2022年度の事業用太陽光発電(入札対象範囲外)の調達価格の間を4等分し、等分した価格1段階ずつ各回の上限価格を下げる」との方式が示された。

2021年度入札制度の活性化に向けた変更点の概要
(出所:経産省)
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