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東南アジアの工場・大学への屋根上太陽光3件、JCMに採択

2021/01/14 19:45
工藤宗介=技術ライター
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これまでのJCM採択案件の一覧
(出所:環境省)
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 環境省は1月12日、2020年度「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業」のうち設備補助事業の採択案件として、ベトナム・インドネシア・タイの工場や大学において太陽光発電を導入する事業3件を選定したと発表した。

 同事業は、優れた脱炭素技術などを活用して途上国における温室効果ガス(GHG)排出量を削減し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業に対して、初期投資費用の2分の1を上限に補助するもの。JCMを通じて日本のGHG排出削減目標の達成に資することを目的とする。

 執行団体である公益財団法人・地球環境センター(GEC)が4月6日~10月30日まで日本の民間企業などを対象に公募を行った。今回、第4回採択分として3件を発表した。今年度の採択案件は合計22件となる。

 今回採択された案件は、ベトナムの「ペレット工場への2MW屋根置き太陽光発電システムの導入」(代表事業者:出光興産、想定GHG削減量:年間1024t=以下同)、インドネシアの「製薬工場・自動車ディーラー・材木加工工場への4.2MW屋根置き太陽光発電プロジェクト」(アラムポート、3961t)、タイの「大学への2MW屋根置き太陽光発電システムの導入」(静岡ガス、868t)。

 JCMのパートナー国は17カ国、2013年度からの採択案件は合計177件(うち運転開始済みは104件)となる。2030年までの累積GHG削減量は約1740万tを見込む。JCMによって毎年度の予算範囲内で行う日本政府の事業により、2030年度までに累積5000万~1億tの国際的な排出削減・吸収量を見込んでいる。

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