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太陽光関連の倒産件数、2年ぶり増加、帝国データ調査

2021/01/23 15:17
工藤宗介=技術ライター
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倒産件数と負債総額の推移
(出所:帝国データバンク)
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 帝国データバンクは1月19日、「2020年(1~12月)の太陽光関連事業者の倒産件数は2019年同期比13.5%増の84件となり、2年ぶりに増加した」と発表した。また、負債総額は同12.8%増の239億5700万円となり、4年ぶりに増加した。

 2006年から2020年までの累計倒産件数は541件。倒産態様別では、「破産」が510件(構成比94%)を占めた。負債総額別では「1億~5億円未満」の206件(同38.1%)が最も多く、5億円未満が全体の85%を占めた。

 地域別では「関東」が199件(同36.8%)、「中部」が92件(同17.0%)、「近畿」が80件(同14.8%)、「九州」が74件(同13.7%)の順だった。業歴別では「5~10年未満」が149件(同27.5%)、「30年以上」が110件(同20.3%)、「10~15年未満」が85件(同15.7%)だった。

 資本金別では「1000万~5000万円未満」が254件(同47.0%)、「100万~1000万円未満」が222件(同41.0%)となり、全体の88.0%に達した。従業員別では「10人未満」が379人(同70.1%)、「10~50人未満」が146件(同27.0%)と、ほとんどが中小規模の企業だった。

 業種別細分類では「設備工事業」の132件(同24.4%)が最も多く、次いで「家具・じゅう器・家庭用機械器具小売業」の99件(同18.3%)、「総合工事業」の70件(同12.9%)、「機械器具卸売業」の65件(同12.0%)だった。倒産の主因は「販売不振」が394件(同72.8%)を占めた。

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