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低圧風力発電設備を共同開発、リコー、ゼファーなど

2021/01/25 21:18
工藤宗介=技術ライター
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低圧風力発電設備を活用した地産地消型エネルギーシステムのイメージ
(出所:ゼファー、リコージャパン、シルフィードの共同リリース)
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 ゼファー(東京都港区)、リコージャパン(東京都港区)、シルフィード(東京都中央区)の3社は1月18日、社会受容性の高い出力50kWクラスの低圧風力発電設備を共同開発すると発表した。地産地消型のエネルギーシステムへの活用を検証する。

 地域の防災対策、自営線・既存配電網を活用した独立系グリッド、事業所内での再生可能エネルギー自家消費といった用途を想定する。こうしたエネルギーの地産地消に対するニーズが高まっていることから、太陽光発電と並ぶ電源として普及させることを目指す。

 ゼファーが風車の全体設計、ブレード(羽根)の設計、自動車部品の転用、フィールド試験、風車制御のアルゴリズムの構築を行う。また、リコージャパンはAIを活用したメンテナンス支援ツールの開発、シルフィードはブレードの生産を担当する。

 2023年4月ごろまでに風力発電設備を開発し、電力の安定供給や静粛性、経済合理性などを検証する。同プロジェクトは、環境省の2020年度「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」に採択された。

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