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デルタ電子、赤穂市のメガソーラー内に「太陽光生活研究所」

2021/01/26 22:25
工藤宗介=技術ライター
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赤穂エナジーパーク管理棟
(出所:デルタ電子)
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赤穂エナジーパークの全景
(出所:デルタ電子)
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 台湾デルタグループの日本法人であるデルタ電子(東京都港区)は1月25日、兵庫県赤穂市のメガソーラー(大規模太陽光発電所)「赤穂エナジーパーク」内に、将来の太陽光発電の在り方を企画・開発するための施設として「太陽光生活研究所」を開設したと発表した。

 赤穂エナジーパークは、パネル出力約4.6MW、連系出力4MWのメガソーラーを中心に、さまざまな太陽光発電の実証環境を備えた施設で、2016年1月に開設した。山を削るなどの大規模な造成は行わず、原風景が維持できるよう植林、植栽を施した上で太陽光パネルを設置するなど、環境の維持と地元コミュニティとの共生に取り組んでいる。

 年間発電量は一般家庭1100世帯分に相当する約490万kWhを見込む。除草剤を使用せず下草が残るように草刈りを行い、約2000本の樹木を植林した。

 管理棟には宿泊設備を用意し、共同生活を行いながら研究活動を行うことができる。これまでにSub-1G採用 広域遠隔モニタリングシステム、大容量リチウムイオン蓄電、EV(電気自動車)充電設備、住宅用太陽光ハイブリッド蓄電システムなどを実証している。今後も太陽光生活研究所の本部として、新製品開発に合わせて研究活動範囲、項目を拡張していく。

 また、太陽光生活研究所では「長野飯山太陽光発電プロジェクト」に、外部連携プロジェクトとして取り組んでいる。豪雪地帯での電力の家産家消を支援するため、4mの積雪に対応するハイブリッド太陽光発電システムを開発し、長野県飯山市の山間部にある住宅に設置した。中長期的な視点で雪国での太陽光発電の在り方や改善点などを研究する。

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