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多摩川HD、北海道で小型風力5基を連系、今期中30基を計画

2021/01/27 10:12
工藤宗介=技術ライター
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小型風力発電設備
(出所:多摩川HD)
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小型風力発電設備
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 多摩川ホールディングス(多摩川HD)は1月18日、新たに5基の小型風力発電設備を連系したと発表した。多摩川HDでは、共同事業を含めて2021年3月期中に合計30基の小型風力発電設備の連系を計画している。

 多摩川HDは、2018年2月に北海道において小型風力発電設備50カ所の売電権利を取得したと発表した。2020年10月までに8カ所で連系しており、今回4カ所を追加した。小型風力発電事業では、発電出力約20kWの風力発電設備を設置する計画で、1カ所あたりの年間発電量は約8万5600kWh、固定価格買取制度(FIT)の売電単価は55円/kWh。

 また、2019年3月にAURA-Green Energy(青森市)が売電権利を持つ小型風力発電設備15カ所に半数の出資を行い、共同で建設・運用すると発表し、今回1カ所が連系した。AURA-Green Energyは、FIT単価55円/kWhでの小型風力発電設備の売電権利を約500カ所確保しており、多摩川HDは今回と同様のスキームで150カ所の建設・売電開始を目標としている。

 このほかにも多摩川HDは、青森県に5基の小型風力発電設備を保有している。小型風力発電以外では、多摩川HDとAURA-Green Energyとの共同事業として、北海道根室市で出力1.984MWの大型風力発電事業に取り組んでいる。2023年ごろの連系を目指している。

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