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8割が「企業の再エネ利用を評価」、SDGs関連製品を調査

2021/01/29 23:55
工藤宗介=技術ライター
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コロナ禍におけるソーシャルプロダクツの成長率
(出所:APSP)
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企業の社会的取り組みへの評価
(出所:APSP)
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 一般社団法人・ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)は1月28日、SDGs(持続可能な開発目標)の達成につながる商品・サービス「ソーシャルプロダクツ」の推定市場規模は1億円を超えるとの調査結果を発表した。

 調査結果によると、ソーシャルプロダクツの購入率は35.0%、購入者の月あたり購入金額の割合をもとに市場規模を母集団推定した結果、推定市場規模は1兆268億8743万9708円に達した。さらに、将来的な購入意向率は50.2%で、市場規模は今後さらに伸長すると期待される。購入者の性別・年代は、特に女性の40~60代が全体の41.4%を占めた。

 また、コロナ禍における同市場の成長率の調べた結果、エコ商品の購入率が2019年の18.8%から2020年は26.7%と大きく伸長していたことが分かった。自宅で過ごす時間が長くなったことでゴミの削減やエネルギーの節約に関心が向いたこと、レジ袋の有料化を背景に海洋プラスチック汚染に注目が集まったことなどが考えられる。

 このほかにも、企業の社会的取り組みへの評価は「再生可能エネルギーの活用、自然資源の保護」が78.8%、「被災地の復興支援」が78.2%、「商品の廃棄・ロスを削減」が77.0%と上位に挙げられた。社会的取り組みにおける成果の公開方法については「客観的なデータ(数値やグラフなど)を用いて公開」が71.3%と最も多かった。

 SoooooS.カンパニー(東京都中央区)と合同で実施している「生活者の社会的意識・行動」に関するアンケート調査。2012年から定期的に継続し、今回で9回目となる。調査対象は10~60代の男女50人ずつの合計600人、調査期間は2020年7月7日~9日。

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