ニュース

DOWA、岡山でバイオガス発電稼働、廃棄食品を活用

2021/02/02 16:33
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
バイオガス発電施設
(出所:DOWAホールディングス)
クリックすると拡大した画像が開きます

 DOWAグループのバイオディーゼル岡山(岡山市)は、岡山市で4月から食品廃棄物を原料とするバイオガス発電事業を開始する。1月18日付けで一般廃棄物および産業廃棄物の中間処理業の許可を取得した。

 バイオディーゼル岡山が運営するバイオガス発電設備は、食品関連事業者から排出される調理くずや廃棄食品を原料に、メタン発酵でバイオガスを生成しガス発電設備を稼働する。食品廃棄物の処理能力は日量45t、出力は910kW。

 包装容器などを取り除く前処理設備を設け、飼料や肥料として再資源化することが難しい状態の食品廃棄物を活用する。メタン発酵槽は極東開発工業(兵庫県西宮市)製、ガスエンジン発電設備はドイツの2G製を採用した。建設工事も極東開発工業が請け負った。

 年間約1万6000tの食品廃棄物を受け入れ、約1600世帯分に相当する電力を生み出す。固定価格買取制度(FIT)による売電単価は39円/kWh。中部地方5県では、初の商業的な大規模バイオガス発電施設になるという。

 バイオディーゼル岡山は、廃食用油を原料としたバイオディーゼル燃料の製造・販売を手掛ける。2020年12月末時点の累計販売量は約6000kL。2008年7月に設立し、出資比率はDOWAエコシステムが91.0%、DOWAエレクトロニクス岡山が4.5%、DOWA IPクリエイションが4.5%。

  • 記事ランキング