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太陽光パネル一体型カーポート、「両面発電パネル」採用

2021/02/04 13:14
工藤宗介=技術ライター
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TM2 Dulight
(出所:ネクストエナジー・アンド・リソース)
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 ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は2月1日、太陽光パネル一体型カーポート「TM2 Dulight(ティーエムツーデュライト)」の販売を開始した。大規模商業施設や工場の空きスペースなどを想定し、製品コストや施工コストを極力低減させ事業性を重視した産業向けモデルという。

 従来のソーラーカーポートは、住宅や商業施設の駐車場を対象に、意匠性と防水性を重要視したものが多かった。同社が2020年8月に発売した「Dulight」も同様のコンセプトで開発され、主に出力500kWまでの中小規模の駐車場を対象としていた。

 今回発表したTM2 Dulightは、メガソーラー(大規模太陽光発電所)向けに開発した「3次元傾斜対応設置架台“TM2”」の3次元自在調整コネクターや下留パネルクランプを採用し、地面からの反射光も電力に変換する両面発電型の太陽光パネルと組み合わせた。施設敷地内に設置し自家消費用途に用いることで、電気料金の削減や環境問題への取り組みによる企業価値の向上に寄与するとしている。

 車両台数は片側4台、6台、8台、背合わせ8台の4タイプ、柱間ピッチは5000~5500mmの間を50mmごと11通りの自由設計に対応し、既設駐車場に合わせて設置できる。また、積雪60cm以下風速30m/s以下仕様と、積雪100cm未満風速42m/s以下仕様(いずれも地表面粗度区分III)の2種類の仕様を用意した。販売目標は初年度10MW、早期の100MW達成を目指す。

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