タカラレーベンは、長崎県佐世保市に自社開発案件となるメガソーラー(大規模太陽光発電所)「LS長崎佐世保発電所」を建設し、1月22日から商業運転を開始した。
出力は約3.4MW、年間発電量は402万kWhの見込み。発電した電力は九州電力に売電する。固定価格買取制度(FIT)の売電単価は21円/kWh。指定ルールが適用され、無制限無補償による出力抑制が接続条件となった。
太陽光パネルは、カナディアン・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は中国サングロウ製を採用した。EPC(設計・調達・施工)サービスはミライトが担当した。
遊休地となっている土地を取得し、発電所用地として利用した。また、開発に配慮しながら地域との信頼関係構築に努めたという。
同社にとって、2017年11月に発電開始した「LS長崎諫早発電所」以来となる長崎県内で2カ所の太陽光発電所となる。また、全国で稼働済み発電所の合計発電量は約153MW(売却分を含む)になる。