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現場での点検作業をハンズフリー化、音声入力が可能に

2021/02/17 17:45
工藤宗介=技術ライター
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ヘッドマウントデバイスによるモバイル点検パッケージ操作画面のイメージ
(出所:TMEIC)
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 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)は、工場やプラントの運転日誌のデジタル化を支援する電子操業日誌「PlantLogMeister(PLM)」のシリーズ製品「モバイル点検パッケージ」のオプションメニューとして、ヘッドマウントデバイスを使った音声入力操作機能を開発し、2月から販売を開始した。

 モバイル点検パッケージは、工場やプラントにおける現場点検の記録をモバイル端末で入力し管理するサービス。点検作業の現場からさらなる作業効率向上のためハンズフリー化の要望が高まっていることから、今回、米RealWearのヘッドマウントデバイス「HMT-1」「HMT-1Z1」を使った音声入力操作に対応した。

 モバイル端末の主要機能を音声入力で操作でき、点検記録の入力や送信だけでなく運転日誌をはじめとした各種資料の閲覧確認などをすべてハンズフリーで行える。搭載カメラによる撮影や点検情報に写真を挿入する操作もハンズフリー対応し、点検中に異常箇所があった場合に点検項目と紐付けて視覚情報を記録できるため、その後の迅速な対応や原因究明にも役立つ。

 HMT-1とHMT-1Z1は、95dB雑音環境下でも利用でき、IP-66レベルの防塵、防水、耐衝撃性を備える。さらに、HMT-1Z1は、防爆Zone1に対応する。高温下や騒音下での作業にも利用可能で、点検作業のハンズフリー化によってハードな環境下での作業時間軽減や安全確保につながる。多種多様な製造現場に対応することで、現場点検作業のDX(デジタルトランスフォーメーション)実現を支援するとしている。

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