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デンカ、糸魚川市に8.1MWの水力発電所を稼働

2021/02/25 22:36
工藤宗介=技術ライター
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新青海川発電所
(出所:デンカ)
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 デンカは、新潟県糸魚川市に出力8.1MWの水力発電所「新青海川発電所」を建設し、1月29日から送電を開始した。年間約1万3000tのCO2排出削減効果に相当する。

 長期安定操業や台風・集中豪雨などの自然災害に耐えられるよう、最新の遠隔操作機能の導入し、発電所設備を高い強度で設計した。環境に配慮したクリーンエネルギー利用拡大および事業基盤強化を目的に建設した。

 投資金額は約100億円。関係省庁や地元関係者の協力・支援のもと約6年間の工期で完成した。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき約20年間売電し、その後は自家電力として使用する予定。

 デンカは現在、新青梅川発電所を含む自社水力発電所を姫川流域、青梅川流域に合計16カ所保有する。合計出力は126MWで、約17万世帯分の消費電力に相当する。

 さらに、デンカと北陸電力との共同出資会社である黒部川電力を通じて、同市内に「新姫川第六発電所」の建設を進めている。出力は28MW(うちデンカの所有分は14MW)で、2022年4月に送電を開始する予定。

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