SBエナジーとエコスタイル、第三者所有モデルの自己託送支援サービス

2021/03/01 19:44
工藤宗介=技術ライター
エコスタイルがすでに公表している自己託送制度を利用した再エネ供給の仕組み。今回の提携では、SBエナジーが発電事業者としてサービスの窓口になる
エコスタイルがすでに公表している自己託送制度を利用した再エネ供給の仕組み。今回の提携では、SBエナジーが発電事業者としてサービスの窓口になる
(出所:エコスタイル)
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 ソフトバンクグループで再生可能エネルギー事業などを展開するSBエナジー(東京都港区)とエコスタイル(大阪市)は、固定価格買取制度(FIT)に依存しない再エネ普及促進を目的に、法人向け第三者所有モデルの自己託送支援サービスを開始する。3月1日、同サービス提供に向けた業務協力の覚書を締結した。

 同サービスは、脱炭素社会の実現に向けて企業活動に用いる電力を太陽光などの再エネで調達したい企業などを対象に、電力需要家に代わる第三者が需要地から離れた場所に再生可能エネルギー発電設備を建設、運営する。発電した電力は、送配電事業者の託送によって企業に供給する仕組み。

 発電設備を設置するための十分な土地や屋根の確保が難しい企業や、自家発電設備を建設、運営することが難しい企業でも、同サービスを通じて発電所の建設コストや維持管理コストを負担することなく再エネ電力を調達できるようになる。

 SBエナジーが再エネ発電事業者として同サービスの窓口となり、エコスタイルがEPC(設計・調達・施工)およびO&M(運営・保守)を担当する。また、エコスタイルは、独自の高精度な発電予測技術を用いた計画値同時同量制度の条件を満たす発電予測システムを提供する。