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長瀬産業と村田製作所、自家消費型太陽光向け蓄電池盤を開発

2021/03/05 17:59
工藤宗介=技術ライター
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電池盤の製品イメージ
(出所:長瀬産業)
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 長瀬産業と村田製作所は、工場などで自家消費型太陽光発電向けの蓄電池システムの電池盤を共同開発した。

 村田製作所からリン酸鉄型リチウムイオン電池「FORTELION(フォルテリオン)」の供給を受け、長瀬産業の100%子会社で蓄電関連の技術・開発・製造に強みを持つキャプテックス(愛知県岡崎市)が製造する。3月から国内向けに製造・販売を開始する。

 蓄電池盤は、コンパクトで設置自由度が高いのが特徴という。システムの並列接続が可能で蓄電容量を自由に拡張できるため、さまざまな規模の工場に設置できる。蓄電池の容量は105kWh、対応蓄電インバーター仕様は3相200V 50kVA。IP55相当の屋外設置に対応する。

 村田製作所のFORTELIONは、正極材に安定した結晶構造のオリビン型リン酸鉄リチウムを採用。大きな衝撃や圧力が加わっても発火しにくく、高負荷時も電池機能を安定的に発揮できるという。また、15年以上の寿命が期待でき、1万回以上の充放電サイクルが可能で長期間利用できるとしている。

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