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ESR、川崎市に物流施設、2MWの自家消費太陽光を設置

2021/03/10 13:11
工藤宗介=技術ライター
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ESR川崎浮島ディストリビューションセンター完成イメージ
(出所:ESR)
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 大型物流施設を展開するESR(東京都港区)は、神奈川県川崎市にマルチテナント型物流施設「ESR川崎浮島ディストリビューションセンター(川崎浮島DC)」を建設する。屋根上に出力2MW規模の自家消費型太陽光発電設備を導入する予定。3月2日に地鎮祭を開催した。竣工は、2022年8月31日の予定。

 環境負荷の少ない持続可能な物流施設として、太陽光発電設備のほかにも、全館LED照明、トイレ・喫煙室・共用部に人感センサーを設置し不使用時は消灯する環境配慮型照明システムを採用した。CASBEE Aランク評価基準を満たす。

 BCP(事業継続計画)対策では、非常用自家発電設備を設置し、停電時でも一定時間、防災センター、倉庫・バース・事務所の照明、トイレ、フォークリフト充電用電源などの一部使用が可能。同社初となる「免震鉄骨構造」を採用し、安全性や防災面にも配慮した。

 4階建てで延床面積は6万9533m2。同社の基本理念「HUMAN CENTRIC DESIGN.(人を中心に考えたデザイン)」に基づき、リラックスできる休憩室などを設置。建物エントランスのスロープ、身障者用駐車スペースの確保といったバリアフリー設計を採用した。

 ESRにとって着工ベースで全国28件目、神奈川県内では6件目のプロジェクトとなる。同社では、屋根上への大規模な太陽光発電設備の設置を基本としており、これまでは固定価格買取制度(FIT)による売電スキームだったが、今後は、自家消費型になるとしている(関連記事:久喜市最大級のメガソーラーが屋根上に稼働)。

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