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三菱マテ、2拠点で「オンサイトPPA」による自家消費太陽光

2021/03/10 21:23
工藤宗介=技術ライター
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三菱マテリアルが出資する宮城県栗原市にある「入釜太陽光発電所」
(出所:日経BP)
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 三菱マテリアルは3月5日、同社グループの2拠点において、第三者所有によるオンサイト型PPA(電力購入契約)モデルの自家消費型太陽光発電設備を設置し運転を開始したと発表した。

 兵庫県明石市にある明石製作所では、出力281.4kWの太陽光を設置。年間発電量は約35万kWhを見込み、同施設で消費する電力の約1%を賄う。太陽光パネルは中国ジンコソーラー製、PPAサービス事業者は関西電力。2020年10月1日に稼働した。

 また、歌山県那智勝浦町にある妙法事業所では、出力33kWの太陽光発電設備を設置した。同所は、三菱マテリアルの100%子会社エコマネジメント(東京都千代田区)の拠点。年間発電量は約3万kWhを見込み、同施設で消費する電力の約3割を賄う。太陽光パネルはサンテックパワージャパン製。PPAサービス事業者は三菱マテリアルの持分法適用関連会社ピーエス三菱の子会社である菱建商事(東京都北区)。2021年1月1日に稼働した。

 三菱マテリアルは、2020年3月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明。現在は、中長期的な温室効果ガス排出量の削減目標や具体的な方策に関して検討している。今後も、今回の導入事例をグループ内で展開し、オンサイトPPAモデルの有効活用も含めて、再生可能エネルギーの活用を拡大する。

 同社は、これまでにすでに水力と地熱発電所のほか、野立て型のメガソーラーなど、複数の再エネ発電所を建設、運営している。

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