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日清オイリオ、事業所内の消防車にバイオ燃料採用

2021/03/12 21:29
工藤宗介=技術ライター
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日清オイリオ横浜磯子事業場・技術開発センター
(出所:ユーグレナ)
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日清オイリオ横浜磯子事業場・防災用消防車
(出所:ユーグレナ)
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 ユーグレナ(東京都港区)は3月9日、同社が製造したバイオディーゼル燃料を、横浜市にある、日清オイリオグループの日清オイリオ横浜磯子事業場内に常駐している防災用消防車に供給すると発表した。バイオディーゼル燃料が消防車に導入されるのは初めてになる。

 日清オイリオに供給する燃料は、従来のディーゼル燃料に、微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)と使用済み食用油を原料に使用したバイオ燃料を10%混合した。ユーグレナのバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントで製造される。

 また、バイオ燃料の使用開始と合わせて、日清オイリオ横浜磯子事業場内の技術開発センターで発生した使用済み食用油を回収してバイオ燃料の原料に利用する。同拠点で回収した食用油で製造したバイオ燃料を防災用消防車に使用する、循環型の取り組みを共同で実施する。

 ユーグレナは2018年10月、日本をバイオ燃料先進国にすることを目指す「GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)」を宣言。バイオ燃料製造実証プラントで製造したバイオ燃料を陸・海・空の移動体に導入し、2030年までにバイオ燃料事業を産業として確立することを目標としている。

 また、日清オイリオは、コーポレートステートメントに「植物のチカラ」を掲げ、環境に優しい企業活動に取り組んでいる。今回、低炭素・循環型社会の実現に貢献するため、ユーグレナのGREEN OIL JAPAN宣言に賛同し、バイオ燃料の使用を決定した。

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