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欧州製のバイオマス・ガス化装置を国内で拡販

東京センチュリーとフォレストエナジーが販売提携

2021/03/18 21:17
工藤宗介=技術ライター
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Volter 40 Indoor
(出所:東京センチュリー)
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 東京センチュリーとフォレストエナジー(東京都品川区)は3月9日、フォレストエナジーが販売するフィンランドVolter製の小型バイオマス熱電併給(コージェネレーション)設備について販売提携することで基本合意したと発表した。

 今回販売協力する「Volter 40 Indoor」は、屋内設置に対応する固定床ダウンドラフト方式のガス化設備。乾燥(含水率15%未満)した切削ウッドチップを燃料に、ガス化による生成ガスを用いてガスエンジンを稼働することで発電および熱供給する。

 1時間あたり38kg(含水率50%で1日約1.5t)の燃料で、発電の出力40kW、熱100kW(最大85度)の供給が可能。本体寸法は全長4820×全幅1270×全高2500mm、重量は約4500kg。設置スペースは約70m2(基本設備+燃料供給装置+作業スペース)。

 東京センチュリーは、再生可能エネルギー由来の電力需要がある顧客に対してVolterを提案するとともに、太陽光発電事業などで培った事業ノウハウを活用して小型バイオマス熱電供給事業への参画を目指す。まずは10台の販売を当面の目標とする。

 フォレストエナジーは、地産地消型の木質バイオマス発電所を運営する再生可能エネルギー会社。VolterやオーストリアのSyncraft Engineeringとの提携を通じ、中山間地域を対象にエネルギー事業を開発・運営する体制を整えている。

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