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ウエストと福山未来エナジーがPPA締結、「非FIT・低圧太陽光」の1.5MW

2021/03/20 12:39
工藤宗介=技術ライター
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福山未来エナジーが電力を調達する太陽光発電設備の例
(出所:福山未来エナジー)
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 ウエストホールディングス(ウエストHD)は3月15日、地域新電力の福山未来エナジー(広島県福山市)向けに固定価格買取制度(FIT)を適用しない「非FIT再生可能エネルギー」の電力とその環境価値を長期にわたり供給するPPA(電力購入契約)を締結したと発表した。

 契約に基づきウエストHDは、2021年度に備後圏域内で開発する30サイト合計1.5MWの非FIT太陽光発電所で発電した電力を、発電所が完成する8月ごろから順次供給する。計画するサイト数と出力から、低圧事業用の小規模な太陽光発電所が主体になると見られる。CO2排出量を年間約1400t削減できる見込み。

 福山未来エナジーは、JFEエンジニアリング、福山市、広島銀行が出資し設立した地域新電力会社。自治体が出資する地域新電力会社が新設の「非FIT」再エネ電気を相対契約するのは、国内初かつ最大規模の取り組みになる。

 また、ウエストHDは、1月にも大阪ガス向けに非FIT太陽光発電所から200MW分の再エネ電力および環境価値の供給契約を締結している。ウエストHDは今後、3年間で合計1GWの非FIT太陽光発電所の開発を目指している(関連記事:大ガスと東ガス、低圧太陽光から非FITでPPA締結、数千サイトを集約)。

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