ESR、野田市に大型物流施設、自家消費太陽光を検討

2021/03/24 11:41
工藤宗介=技術ライター
ESR野田DC2の完成イメージ
(出所:ESR)
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 大型物流施設を展開するESR(東京都港区)は、千葉県野田市に計画するマルチテナント型物流施設「ESR野田ディストリビューションセンター2(野田DC2)」に自家消費型太陽光発電設備の導入を検討している。着工は2022年6月、竣工は2023年6月末の予定。

 自家消費型太陽光発電のほか、全館LED照明や環境配慮型照明システム、ヒートポンプ式空調、節水型衛生器具を採用する。環境や省エネルギーに配慮した持続可能な物流施設としてCASBEE Aランク評価を取得する予定。

 BCP(事業継続計画)対策では、非常用自家発電設備を設置。停電時でも一定時間、防災センターや荷物用エレベーター、電動シャッター、トイレなどの一部使用が可能。建物は4階建ての耐震構造で、延床面積は4万5581m2。

 2019年に竣工した「ESR野田ディストリビューションセンター」から3.7kmの距離に位置する。東京港や成田・羽田空港など輸送インフラ拠点からの中継地点として利便性が高く、東日本前駅への広域配送拠点としての強みを持つ。

 同社にとって発表ベースでは全国30件目、千葉県内では8件目のプロジェクトになる。同社では、屋根上に太陽光発電設備を設置するのを基本とし、これまで固定価格買取制度(FIT)による売電を行っていたが、売電単価の低下に伴い今後は自家消費型を軸に検討していくという(関連記事:久喜市最大級のメガソーラーが屋根上に稼働)。

 野田DC2のほかにも「ESR弥富木曽岬ディストリビューションセンター」(2022年4月竣工予定)、「ESR川崎浮島ディストリビューションセンター」(2022年8月竣工予定)、「ESR東扇島ディストリビューションセンター」(2023年3月竣工予定)などで自家消費型太陽光発電設備を導入する予定。