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日揮と日本ガイシ、モンゴル初の蓄電池併設太陽光を受注

2021/03/24 11:55
工藤宗介=技術ライター
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北海道内に設置された日本ガイシ製ナトリウム硫黄(NAS)電池
(出所:日経BP)
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 日揮ホールディングスと日本ガイシは3月22日、日揮HDの100%子会社である日揮グローバル(横浜市)、モンゴルのエンジニアリング最大手のMCSインターナショナルと共同で、モンゴル・エネルギー省から同国初の蓄電システム併設型の太陽光発電所プロジェクトを受注したと発表した。

 石炭火力発電による大気汚染が深刻なモンゴルで再生可能エネルギーの導入拡大を目指す「Upscaling Renewable Energy Sector Project」の一環で実施される案件。アジア開発銀行の融資とともに、環境省がアジア開発銀行に設立している二国間クレジット基金(JCM)日本基金から資金供与される。

 首都ウランバートルから西に約1100kmのサブハン県ウリアスタイに位置し、出力5MWの太陽光発電設備、容量3.6MWhの蓄電池システム、エネルギー管理システム(EMS)から構成される。昼夜を問わず太陽光発電由来の電力が利用可能になり、同国のエネルギーセキュリティの向上とCO2排出削減に貢献する。

 耐環境性に優れる日本ガイシのナトリウム硫黄(NAS)電池を採用する。太陽光パネルおよびパワーコンディショナー(PCS)のメーカーは非公表。日揮グループは、EPC(設計・調達・施工)およびO&M(運営・保守)を担当する。受注金額は非公表、2022年春に運転開始する予定。

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