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東鐵、国内最大級・6.4MWの自家消費メガソーラー稼働

2021/03/25 18:41
工藤宗介=技術ライター
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東京製鐵田原工場の自家消費型メガソーラー
(出所:SMFL、東芝プラントシステム、東芝エネルギーシステムズの共同リリース)
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 三井住友ファイナンス&リース株式会社(SMFL、東京都千代田区)、東芝プラントシステム(横浜市)、東芝エネルギーシステムズ(川崎市)の3社は3月23日、東京製鐵の田原工場に自家消費型メガソーラー(大規模太陽光発電設備)を設置し、2月20日に運転を開始したと発表した。

 同工場は、愛知県田原市に立地する。製品倉庫棟の屋根上に2万1120枚の太陽光パネルを設置した。出力は約6.4MWで一般家庭約2000世帯分に相当する電力を発電し、年間約3000tのCO2排出量を削減できる見通し。自家消費型太陽光発電としては、出力ベースで国内最大級の規模になるという。

 環境省の「再生可能エネルギー電気・熱自立的普及促進事業」の補助金を活用した。東芝プラントシステムがEPC(設計・調達・施工)サービスを担当し、東芝エネルギーシステムズが太陽光パネルを提供した。SMFLは設備一式をリース提供するとともに、補助金の申請代表者として事業全体を取りまとめた。

 電炉業界は特に電力使用量が多く、東京製鐵は再生可能エネルギー導入の動きを加速させている。田原工場のほかにも、宇都宮市の宇都宮工場に出力2MW、北九州市の九州工場に出力800kWの太陽光発電を導入した。3工場合計で年間発電量は約930万kWh、CO2排出削減量は約4200tの見込み(関連記事:東京製鐵、国内最大7MWの屋根上メガソーラー稼働へ、電気炉の「上げDR」実施、九州地区の余剰太陽光を吸収)。

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