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東京メトロ、四ツ谷駅に自家消費太陽光を稼働

2021/03/27 23:12
工藤宗介=技術ライター
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メトロCO2ゼロチャレンジ2050(出所:東京メトロ)
メトロCO2ゼロチャレンジ2050(出所:東京メトロ)
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丸ノ内線四ツ谷駅に設置した太陽光パネル
(出所:東京メトロ)
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四ツ谷駅に設置した太陽光パネル
(出所:東京メトロ)
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 東京地下鉄(東京メトロ)は3月25日、長期環境目標「メトロCO2ゼロチャレンジ2050」を設定したと発表した。グループ全事業のCO2排出量について、2030年度に2013年度比30%減、2050年度に実質ゼロを目指す。

 同社グループは、2020年9月に「安心で、持続可能な社会へ」という理念を掲げ、特に取り組むべき9つのサステナビリティ重要課題(マテリアリティ)を特定した。そのうちのひとつ「気候変動の緩和」に向け具体的に取り組むため、今回の長期環境目標を設定した。

 その一環として、丸ノ内線四ツ谷駅に自家消費型太陽光発電設備を設置し、3月26日から稼働した。太陽光パネルはシャープ製で出力は164kW。発電量は、一般家庭53世帯分に相当し、年間69.7tのCO2排出量削減効果を見込んでいる。

 同社では、2008年から地上駅のホーム屋根上に太陽光パネルを設置し、ホームドアやエレベーターなどの駅設備で自家消費している。これまでの設置数は四ツ谷駅を含めて11駅、合計出力は約1.363MW、年間CO2排出削減効果は579.6tになる。

 今後も長期環境目標の達成に向けて、エネルギー効率に優れた車両の導入、各駅の照明・案内看板などのLEDへの転換、太陽光発電システムや電車がブレーキを掛けた際に発生する電力を有効活用する駅補助電源システムなどの導入を進めていく。

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