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九電みらいが唐津市に27MWの風力、設備の搬入・組立を公開
2021/03/29 19:20
九電みらいエナジー(福岡市中央区)は3月23日、佐賀県唐津市において、出力27.2MWの陸上風力発電所「唐津・鎮西ウィンドファーム」の建設作業を公開した。
単機出力3.4MWの大型風車8基で構成する。スペインのシーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー製で、高さは133.5m、ブレード(羽根)長は53m、ブレード径は108mである。
稼働後の年間発電量は、一般家庭約1万7000世帯分の消費電力に相当する、約5200万kWhを見込んでいる。
2020年8月に着工しており、2021年10月に営業運転を開始する予定で、現在は3基の現地での組み立てが完了した。
今回、ブレードを運び込む作業と、タワーの組立作業の様子を公開した。ブレードは、特殊車両に載せて現地に搬入し、専用のクレーンで吊り上げて特殊車両から荷下ろしした。