タカラレーベン、「ミドルソーラー」のACAクリーンエナジー子会社化

 

2021/04/13 22:12
工藤宗介=技術ライター
ACAクリーンエナジーの北海道内のミドルソーラー
ACAクリーンエナジーの北海道内のミドルソーラー
(出所:日経BP)
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 タカラレーベンは、中規模の太陽光発電事業を全国展開するACAクリーンエナジー(旧社名:くにうみエナジー、東京都中央区)を連結子会社化した。4月12日に開催した臨時取締役会で決議し、4月13日に発行株式の100%を取得した。

 ACAクリーンエナジーは、数百kW~1MW程度のミドルソーラーと呼ばれる高圧連系太陽光発電所の開発が多いのが特徴で、O&M(運営・保守)まで手掛けている。全国128カ所で合計出力5万9337kW(59.337MW)の太陽光発電所を運営する。2016年3月に設立し、2020年1月に現在の社名に変更した。

 タカラレーベンは、2016年にタカラレーベン・インフラ投資法人を上場させるなどメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業を推進してきた。また、国内再エネ需要の高まりを受けて、オンサイト型・オフサイト型PPA(電力購入契約)や地域マイクログリッド構想を視野に入れ、固定価格買取制度(FIT)に依存しないビジネスモデルの構築に乗り出している。

 ACAクリーンエナジーの子会社化により、発電事業のさらなる強化に加えて、今後のエネルギー事業の展開に大きく寄与するとしている。取得金額は非公表。タカラレーベングループの2022年3月期の業績への影響は、5月14日公表予定の決算短信に記載される翌期事業計画に織り込む予定。