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TMEIC、メガソーラー向け1500V機で台湾VPC認証を取得

台湾の太陽光市場でPCSシェアトップ目指す

2021/04/14 21:56
工藤宗介=技術ライター
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PVH-L2670E
PVH-L2670E
(出所:TMEIC)
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SOLAR WARE STATION
SOLAR WARE STATION
(出所:TMEIC)
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 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)は4月13日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)向け大容量パワーコンディショナー(PCS)の直流1500V対応機「PVH-L2670E」が、4月1日付で台湾VPC認証(Voluntary Products Certificate:自主的製品認証)を取得したと発表した。

 VPC認証は、台湾経済部標準検験局(Bureau of Standard, Metrology and Inspection)が、さまざまな製品に対して高い効率と品質、安全性を確保するために導入している認証制度。台湾で新設される太陽光発電所に設置するPCSには、すべてVPC認証が必要となる。

 台湾では、2025年までに総発電量に占める再生可能エネルギー比率を20%に引き上げることを目指している。今後、20GW規模の太陽光発電の導入が見込まれており、多くのメガソーラー導入計画が進んでいる。

 また、これまでPCSは直流1000V機種が主流だったが、近年の高圧・大容量ニーズにより1500V機の需要が高まっている。こうしたニーズに応えて、2020年7月の1000V機に続いて今回、PVH-L2670EのVPC認証を取得した。

 PVH-L2670Eは、直流入力電圧1500V、定格容量2.67MVAのセントラルタイプ(集中型)PCSで、世界で5GW以上の納入実績を持つ。1500VのセントラルタイプPCSのVPC認証取得は業界初という。

 また、最大2台のPCSをコンテナに収納したワンストップソリューション「SOLAR WARE STATION」は、台湾に多い塩害地域での建設に必要な耐環境性能を備える。オプションで昇圧用変圧器、高圧遮断器も一括収納できる。

 TMEICの澤田尚正執行役員・産業第三システム事業部長は、「すでに台湾現地のサービスネットワークも整備しており、今後、拡大が期待される台湾の太陽光発電市場でPCSシェアトップを目指す」とのコメントを公表した。

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