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遊佐町のバイオマス発電、東北電と静ガス出資、輸入ペレットで

2021/04/22 19:01
工藤宗介=技術ライター
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鳥海南バイオマス発電所の完成予想図
(出所:東北電力)
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 東北電力と、静岡ガス&パワー(静岡県富士市)は4月21日、オリンピア(東京都中央区)が山形県遊佐町で計画する「鳥海南(ちょうかいみなみ)バイオマス発電事業」に出資参画すると発表した。

 静岡ガス&パワーは、電力事業を展開する静岡ガスのグループ企業。また、オリンピアは、再生可能エネルギー事業や不動産事業を手掛けている。

 鳥海南工業団地内に輸入木質ペレットおよびパーム椰子殻(PKS)を燃料とする出力52.9MWの木質専焼バイオマス発電所を建設・運営する。発電設備の設計・施工は三菱パワー(横浜市)が担当する。燃料の輸入元は東南アジアや北米を想定する。

 発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき売電する。FIT単価は非公表。7月から土地造成の準備工事を開始する。2021年9月から燃料倉庫の建設、2022年4月から発電施設の施工を開始し、2024年度中に運転を開始する予定。

 事業主体は、オリンピアが2016年8月に設立した「鳥海南バイオマスパワー株式会社」。今回、2社の出資参画に伴い、出資比率は東北電力が75%、オリンピアが15%、静岡ガス&パワーが10%になる。

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