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コンテナ型データセンターを再エネで運用、ユーラス

2021/04/27 16:52
工藤宗介=技術ライター
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サービススキーム
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(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
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中学校跡地に設置したコンテナ型データセンター
中学校跡地に設置したコンテナ型データセンター
(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
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竣工式の様子
竣工式の様子
(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
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 ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)は、鹿児島県垂水市にレンダリング用コンテナ型データセンターを設置し、4月22日に竣工式を開催した。4月14日から実証事業を開始しており、6月から再生可能エネルギー由来の電力で運用する予定。

 40フィートドライコンテナに空調設備と特殊断熱を施し、米AMD製の高性能GPU「Radeon」およびCPU「Ryzen」を多数配置した。遠隔監視機能と遠隔操作機能を備える。2010年4月に閉校した同市立協和中学校跡地に設置した。今回設置したのは1台だが、今後コンテナを増やすことで計算力の拡張も可能。

 分散型コンピューティング事業を手掛けるモルゲンロット(東京都千代田区)が提供するクラウドソリューションの基幹システムとして運用する。インターネット回線を通じてCGレンダリングサービスなど各種クラウドサービスを提供する。サーバー設備の調達およびサポートは、ブロックチェーン技術のコンサルティングなどを行うWOODMAN(東京都千代田区)が担当した。

 当初は一般電力を使用し、ユーラスグループの電力小売会社であるユーラスグリーンエナジー(東京都港区)を通じて再エネ由来電力100%での運用に切り替える計画。再エネ由来電力の具体的な調達先は未定で、再エネ電力証書による調達も含めて検討していく。

 ユーラスグループでは、同実証事業を通じて遊休資産の有効活用など取り組むとともに、「電気を別の形に換えて売る」という電力の新たなビジネスモデルを構築していくとしている。

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