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「超小型EV+太陽光充電カーポート」、出光が苫小牧の製油所に導入

2021/04/27 18:04
工藤宗介=技術ライター
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超小型EV「ジャイアン」と充電カーポート
超小型EV「ジャイアン」と充電カーポート
(出所:出光興産)
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 出光興産は4月12日、北海道苫小牧市にある北海道製油所の構内で使用する構内車両として、超小型EV(電気自動車)と太陽光発電による充電カーポートを導入したと発表した。業務に使用するほか、寒冷地における超小型EVの有効性や課題を検証するフィールド試験としても位置付ける。

 タジマーモーターコーポレーション(東京都中野区)が開発し、出光タジマEV(東京都千代田区)が販売する2人乗り超小型EV「ジャイアン」2台を導入した。最高時速は45km、1回の充電で走れる航続距離は140km。約6~8時間でフル充電が可能。

 車両を充電するカーポートの屋根には、出光子会社のソーラーフロンティア(東京都千代田区)が開発したCIS化合物型太陽電池を設置した。カーポート内に停車させるだけでワイヤレス給電が可能。また、日中の余剰電力を蓄電池に貯めて夜間充電や、悪天候による発電量不足時の系統電源を用いた充電にも対応する。

 フィールド試験では、冬季には零下10度を下回る苫小牧市の気候下で、寒冷地における超小型EVの始動性・航続距離・蓄電池への影響、災害時における蓄電池としての有効性などを検証する。今後の次世代モビリティ開発へ応用していく。

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