ニュース

エンバイオHD、ヨルダンで太陽光、水資源開発に活用

2021/05/10 20:45
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
ヨルダンのマフラク地区Al Khalidyaで稼働中の太陽光発電所
(出所:エンバイオ・ホールディングス)
クリックすると拡大した画像が開きます

 エンバイオ・ホールディングスの海外子会社である Enbio Lel Taqa FZC LLC(U.A.E)は、ヨルダンのマフラク地区ManasahおよびZaatariで太陽光発電所の建設を開始した。両発電所とも完成は8月の予定。

 両発電所で発電した電力は、同地区の水資源開発に活用する。ヨルダンでは、国民1人あたりの年間水資源が129m3と極めて少なく、水資源の開発と公平な利用が重要課題のひとつとなっている。

 Manasahのプロジェクトは、出力620kWで年間発電量は105万kWhの見込み。また、マフラク地区Al Khalidyaで稼働中のプロジェクト(705kW)で組み上げた水もパイプイラインを通してManasahの設備に運び、脱塩素処理後に地元地域に供給する。

 Zaatariのプロジェクトは、出力330kWで年間発電量は56万kWhの見込み。同地区には、世界最大のシリア難民キャンプ(ザータリ難民キャンプ)があり、水資源の需要の増加に対応する必要があるという。

  • 記事ランキング