イオン、ネット向け配送センターにメガソーラー

2021/05/10 21:03
工藤宗介=技術ライター
誉田CFC
誉田CFC
(出所:イオン)
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 イオンの100%子会社でオンライン・スーパーマーケットの運営を手掛けるイオンネクスト準備株式会社(イオンネクスト、千葉市)は4月23日、千葉市に着工するイオン初の受注・梱包・配送センター「誉田CFC」の屋根上に出力3MW超のメガソーラー(大規模太陽光発電設備)を設置すると発表した。

 オンサイトPPA(電力購入契約)モデルを用いて太陽光発電システムおよび大型蓄電池を設置する。発電した電力は全量自家消費し、不足分は系統電力で賄う計画。また、イオンとイオンネクストは、汎用的な蓄電池の技術を開発するため、AIを活用したエネルギーサポートサービスを併用する実証実験を実施する。

 太陽光パネルは段階的に増設する計画で、最終的には一般家庭約1200世帯分に相当する3.36MWを設置する予定。蓄電池の容量は300kWh。いずれもネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)製を採用し、EPC(設計・調達・施工)サービスもネクストエナジーが担当する。なお、PPAサービス事業者は非公表。

 次世代型ネットスーパーの中心的な施設で、最新AIとロボットを活用した大型自動倉庫。宅配システムと合わせて、幅広い品揃えの生鮮食品や日用品をタイムリーに顧客に配送する。地上3階建て、延床面積は5万1584.20m2。取扱商品は約5万品目、配送エリアは千葉県、東京都(一部エリア)。2023年に開業する予定。

 イオンは、2018年3月に「イオン脱炭素ビジョン2050」を策定し、2050年までに店舗で排出するCO2などを総量ゼロにすることを目指している。また、日本の大手小売企業としては初めて国際イニシアティブ「RE100」に参画した。