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清水建設、国内最大・移動型クレーン、5MW級の陸上風力に対応

2021/05/13 08:33
工藤宗介=技術ライター
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S-Movable Towercrane
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ドーリーで移動中のS-Movable Towercrane
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移動手順
(出所:清水建設)
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 清水建設は5月7日、高さ150m・出力5MW級の大型風力発電設備の建設に対応できる移動型タワークレーン「S-Movable Towercrane(エス・ムーバブルタワークレーン)」の設計・製作に着手したと発表した。投資金額は約11億円で、完成は2023年6月の予定。

 最大作業高さは152m、最大揚重能力は145t・半径12.5m(約1800t-m)で、国内では最大・最高性能の移動式タワークレーンになる。従来の移動式クレーンは、高さ100m・出力4MW程度の中型施設の建設が限界だった。

 マストの一部と基礎部を解体するだけで、タイヤ式の自走式運送車両(ドーリー)で移動できる。陸上風力発電設備の施工で不可欠となるクレーンの移設を柔軟に行えるため、工期や費用の削減に大きく貢献するという。

 同社の100%子会社エスシー・マシーナリ(横浜市)およびIHI運搬機械(東京都中央区)との共同開発。5兆円の市場規模が見込まれる陸上風力発電設備の建設工事に向けて、業界1位の受注シェア獲得を目指す。

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