太陽光向けドローン点検、3コースにパッケージ化

2021/05/19 19:23
工藤宗介=技術ライター
3種類のパッケージコース
3種類のパッケージコース
(出所:WorldLink & Company)
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ドローンによる太陽光パネルの点検
ドローンによる太陽光パネルの点検
(出所:WorldLink & Company)
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 「SkyLink Japan」ブランドでドローン(無人小型飛行体)関連事業を手掛けるWorldLink & Company(京都市)は5月18日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の保守・点検を実施する事業者向けに、国内外のドローン機種やアウトソーシングのレベルなどを選べる点検パッケージを提供すると発表した。

 これまで同社は、太陽光パネルをドローンによる空撮で点検することで保守・点検業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進してきた。改正FIT法により太陽光発電事業者に事業計画の提出と保守点検の義務が課せられたため、今後も効率的な定期点検の需要が増えると予想される。

 また近年、太陽光発電は重要インフラ設備としての位置付けから、情報の取り扱いに高い安全性が求められるようになっている。同社では、情報セキュリティに懸念を持つ顧客ニーズに対応するため、国産ドローンでの点検コースも用意している。各コースの価格は要問合せ。

 今回、これらの背景を踏まえ、多様なサービスメニューを分かりやすく認知されることを目指し、パッケージ化したプランを提供する。「トータルコース」では、ドローンによる太陽光パネルの点検業務について、飛行計画、フライト、データの収集、報告書作成までの全てをワンストップで提供する。

 また「データ分析コース」は、データ分析および報告書作成の一部を請け負う。「パイロット育成コース」は、太陽光パネルの点検ビジネスを始めたい事業者向けにドローン講習を行う。安全基礎、自動航行、データ取得、赤外線カメラ基礎の4講習を用意する。

 国産ドローンなど、顧客の課題に応じた機体の提案が可能。このほかにも、オプションサービスとして、ドローンで得たデータを集積・活用できるクラウド型情報プラットフォーム「4DLinkCloud」を提供する。点検結果を蓄積、経年変化を時系列でプロットでき、広大な施設でも容易に一元管理できる。