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小学校10校に「太陽光+蓄電池」導入、三重県名張市

2021/05/31 19:09
工藤宗介=技術ライター
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名張市立薦原小学校に設置したリチウムイオン蓄電システム
名張市立薦原小学校に設置したリチウムイオン蓄電システム
(出所:YAMABISHI)
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 YAMABISHI(東京都大田区)は5月27日、太陽光発電と連係するリチウムイオン蓄電システム「YRWシリーズ」を三重県名張市の小学校10校に導入したと発表した。

 連系出力は20kW、自立出力は20kVA。リチウムイオン蓄電池は東芝製「SCiB」を採用し、容量は16.1kWh。また、合わせて導入した太陽光パネルは東芝製で、出力は約10kW程度(各校で異なる)。

 名張市では、1998年に策定された「名張市都市マスタープラン」のもと計画的なまちづくりが行われている。学校施設の整備では、環境省の「地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業」を活用し、脱炭素と地域の防災機能の強化を進めている。

 2019年度には市内小中学校へ自立発電機能を持つGHP(ガスヒートポンプ)空調設備およびLPG(液化石油ガス)貯蔵設備の整備と、照明のLED転換を実施した。2020年度は、環境省の「令和2年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」を活用して太陽光発電および蓄電システムを導入した。

 UPS(無停電電源装置)グレードの自立運転機能を搭載した。平常時は太陽光発電の電力を自家消費し、停電時は無瞬断で蓄電池の自立運転に移行する。また、補助金の要件となる系統電源から充電を行わない制御は、タッチパネルから任意に設定できる。

 電圧は三相3線200V系。型式は「YRW-400-20SH-1PV-16Lib-20STW」。

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